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捻挫について

2017.10.07

秋は過ごしやすい気候になることから普段はあまり運動されない方も、運動を始めてみようかと思われているかもしれません。でも急に運動をすると足をひねったりする「捻挫」をしてしまう方がいます。
 この捻挫は基本的には骨と骨をつなげている靱帯や関節包と言った支持組織に許容能力以上の負荷がかかることで損傷してしまった状態です。ですから捻挫と言えば足首の捻挫を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、どんな関節でも捻挫する可能性があるのです。
 捻挫はその程度によって3段階に分けられます。
   ・靱帯などの支持組織が軽く伸びる程度を1度捻挫、
   ・支持組織の部分的な損傷を2度捻挫、
   ・支持組織の完全損傷を3度捻挫としています。
診断は多くの場合は受傷状況と圧痛部位で診断できますが、時には骨折を伴っている場合があるため、X線写真で骨の異常の有無を確認します。
 
応急処置には「RICE処置」を行います。このRICE処置は捻挫だけでなく、肉離れや骨折などでも応用できます。
 このRICEとは
   ・安静(Rest)
   ・冷却(Icing)
   ・圧迫(Compression)
   ・挙上(Elevation)の頭文字をとったものです。
これにより患部の腫れや痛みなどの原因となる、炎症の広がりを抑制します。安静については特に説明はいらないと思いますが、冷却については湿布などではなくビニール袋などに氷を入れ、10〜20分の冷却を繰り返し行って下さい。圧迫については少々難しいのですが、テーピングなどをすると除去するときに大変なこともあるので、包帯などで軽めの圧迫がいいかと思います。挙上はできるだけ心臓より高くして下さい。足首などの場合は横になってクッションなどで脚を上げるようにして下さい。いずれも応急処置ですので早めに整形外科受診をすることをお勧めします。