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インフルエンザについて

2017.12.16

この時期になるとよく話題になるのがインフルエンザですね。
私は整形外科医なので直接インフルエンザの治療に関与することは無いのですが、インフルエンザにかかると多くの場合は発熱を生じ、またそれに伴う関節痛や筋肉痛なども症状として出てくるため、整形外科に相談がある場合があります。
 インフルエンザに感染するとウイルスが体内に入り込み、細胞に対して悪さをしようとします。このウイルスを排除しようとして、熱を高くする働きが生じます。熱が高いとウイルスが繁殖しにくい環境になることと、白血球をはじめとした免疫機能を高める作用があると言われています。インフルエンザではこの反応が強く起きることが多いので、高熱を生じることが多いのです。
 インフルエンザは気道や肺などの呼吸器に侵入し、それに対応する反応として発熱をするわけですが、それが関節炎や筋肉痛の原因になるのです。多くは熱が高いと関節痛・筋肉痛も強くなる傾向があるのですが、なかには体温が上昇する前に関節痛を生じる方もいるため、あとからインフルエンザとわかる場合もあるようです。
通常インフルエンザは発症から3〜10日間程度で落ち着くことが多いとされるので、関節痛や筋肉痛の症状もそれぐらいで落ち着くことが多いのですが、長引く痛みは違う原因があることもあるので、インフルエンザが治っても長引く痛みがある場合は、整形外科受診をお勧めします。