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大腿骨近位部骨折について

2018.01.06

 寒くなると筋肉がこわばってしまい、動き始めなどに関節の痛みを感じる方もいるのではないでしょうか?特に夜中などにトイレに行こうとした時に、急ごうとして転んでしまう方もいると思います。このような方が骨粗鬆症などで骨が弱くなっていると、転んだ拍子に骨折してしまう事があります。今回はその中でも頻度の多い大腿骨近位部骨折についてお話します。
 大腿骨とはふとももの骨の事で、近位部とは大腿骨の股関節側の事を指します(逆に遠位部は膝側になります。)。骨折の状態により「大腿骨頚部骨折」と「大腿骨転子部骨折」に分けられるのですが、今回はまとめて大腿骨近位部骨折としてお話します。
 脚の付け根の骨折なので痛くて動けなくなる方が多いのですが、中にはあまり骨折した部分のズレがなく、痛みが強くないので歩けてしまう方もいますが、そのような方でも徐々に骨折した部分がズレてくると痛みが強くなることもあります。
 診断はX線写真で診断がつくことが多いのですが、中には骨折がわかりにくい場合もあり、その時はCTなどを追加検査として行います。治療については手術が主な治療法となります。股関節は固定方法などが難しく、安定した固定ができない事が多いため、手術を選択するケースが多いのです。手術をした後にリハビリなどで徐々に痛みに慣れつつ運動をしなければいけないので、できれば転ばないように気をつけましょう。