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変形性膝関節症について

2018.02.10

今回はご高齢の方の膝の痛みの原因になることが多い変形性膝関節症についてお話しします。

初期の症状としては立ち上がり時や歩き始めなどの動作を始める時に痛みが出て、歩く時などはあまり痛みが出ません。そのうち、歩く時にも痛みを感じ、休憩すると痛みがなくなることの繰り返しをし、徐々に正座や階段昇降(特に降りる時)が困難になります。さらに悪化すると安静時にも痛みが出たり、膝を曲げ伸ばしたりするだけでも痛みが出るようになります。それに伴い膝が腫れたり関節水腫(いわゆる膝に水が溜まる状態)が生じたりします。

原因は膝の軟骨や半月板などのクッション機能が低下することで、骨にダメージが生じて痛みの原因になる炎症を生じるのです。この膝のクッション機能が低下する理由の1つは、脚の筋力が低下することがあります。これは体重が変わらず、また運動量も変わらない状態で膝を支える筋力だけが落ちていくと膝関節への負担が増え、結果膝の関節軟骨が擦り減ってしまうのです。それにより運動量が減ると、体重は減りにくくなるのに筋力が減り、より関節痛が増悪してしまいます。

この悪循環を止めるには、痛いからと安静にしすぎるのではなく、調子の良い日にはウォーキングをするなど適度な運動習慣をつけることも必要です。