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枕について

2018.04.07

そろそろ「春眠暁を覚えず」の季節になってきました。

今回は睡眠に影響する枕についてお話します。
時々、肩こりなどがあり、その影響で寝つきの悪い患者さんから、どのような枕がいいか聞かれることがありますが、実は頭は5?前後の重みがあり、首はその重みを支えるようにできているのですが、猫背など姿勢が悪いと通常の4倍以上の負担がかかってしまい、その結果首回りの筋肉にストレスが溜まり肩こりが起きてしまいます。枕は寝る時に頭の重みを支えることで、首をストレスから解放する役割があるのですが、この枕の選び方が悩ましいのです。まず大事な要素としては枕の高さと素材があります。体の大きさなども影響するのですが、枕が高すぎても低すぎてもよくありません。枕が低いと首が伸びてしまいます。逆に枕が高いと首が前のめりになってしまいます。いずれの場合も首の筋肉の負担になってしまったり、寝ている時の呼吸に影響を及ぼしてしまったりします。材質も柔らかすぎると、枕が高くても沈み込んでしまい、結果首が伸びた状態になってしまう事があります。

これだけなら比較的単純な話なのですが、枕の選び方が悩ましいのは、寝る姿勢の影響が関係するからなのです。寝る時の姿勢は人によりさまざまですが、寝入りばなの姿勢のままでいる事はなく、寝返りをすることで首の姿勢は変わってしまうのです。例えば仰向けで寝ている場合は、背中の厚みなどでだいたいの高さが決まりますが、寝返りをして横向きに寝ると肩の高さが影響してきます。
だいたいの場合、肩の方が背中より高さがあるので、仰向けの時には合っていた枕が、横向きになると低くなってしまい首は横に曲がってしまいます。寝ている時に自分がどんな姿勢でどんな寝返りをしているかなんてわからないので、そんな事を考え始めると悩ましくなって、逆に寝られなくなってしまうかもしれません。

今の枕があってないかと思う方は、タオルなどで高さ調整をしてみて自分に合っている高さなどを試して、それを基本に枕選びをしてみるといいかもしれません。