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冷湿布と温湿布について

2018.05.12

春は暖かくなり運動しやすい季節ですね。

この時期は普段運動しない方も運動しようと思う方も多いのではないでしょうか。
しかし突然運動すると、筋肉を傷めたり関節を傷めたりすることもよくあります。軽い痛みの場合は薬局などで売っている湿布を使う方も多いと思いますが、そういう時によく患者さんから質問されるのは「冷湿布と温湿布どちらを使えばいいんですか?」という事です。一般的には急性期には冷湿布、慢性期には温湿布がいいとされていますが、実は湿布そのものには冷却効果も温熱効果もありません。つまり皮膚温度の変化にはあまり影響がないのです。冷湿布にはハッカやミントに多く含まれるメントールと言った清涼感を感じる成分が入っており、温湿布には唐辛子に含まれるカプサイシンと言った成分が入っているので暖かく感じるのです。

いずれの湿布も消炎鎮痛剤(いわゆる痛み止め)が入っているため、痛みを和らげる効果は冷湿布と温湿布に大きな違いはなく、貼り心地の問題なのです。中には冷たいのも暖かいのもイヤと言う方もいるので、その場合は低刺激性の物を選びます。しかし、湿布も痛み止めの1種なので長時間使用するとかぶれてしまう事があります。お薬の説明書などには1日貼っていても大丈夫と書かれていても、連日使用すると肌も疲れてしまうので、張り替えるときは時間をある程度あけて皮膚を休めた方がいいですよ。また皮膚が弱い方などは湿布と同じ成分の塗り薬などもあるので、そういったものに切り替えるのも1つの方法です。湿布の貼りすぎや誤った使用方法により、皮膚の炎症を生じると、それがまた痛みの原因になってしまうので注意しましょう。