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むち打ち症について

2018.07.04

夏の行楽シーズンになると車などで移動する機会も多くなるのではないでしょうか。
 
車の移動が多くなると気を付けたいのが交通事故です。

渋滞や信号待ちなどで停車中に、後ろから車が衝突するような事故で、いわゆる「むち打ち」で受診される方がいます。
 
 このむち打ちという名前ですが、強い衝撃が加わった時に、首が頭の重みに耐えられないため、首が鞭のようにしなる状態になる頚部外傷の総称を「むち打ち症」と言います。交通事故でよくこのむち打ち症と言う名前が出てくるのですが、これは昔の自動車は安全装置が十分ではなく、ヘッドレストを含めたシートの機能も十分ではありませんでした。そのため、衝突事故が起こるとむち打ち症を生じることが多かったため、交通事故=むち打ち症というイメージができたのです。つまり、強い衝撃が加わり、首が鞭のようにしなる状態が起きれば、それは交通事故に限らずむち打ち症となるのです。
 
ただ、このむち打ち症は正式な病名ではなく、外傷性頚部症候群、頚椎捻挫、頚部挫傷などといった病名が使われることが多いです。多くは急激な衝撃に対して、首が頭を保護しようと筋肉を緊張させるのですが、十分に支えきれなかったりすると、筋肉痛のような症状がでてきます。筋肉痛のような症状のため、受傷直後よりも1〜2日してからの方が痛みを強く感じることがありますが、10日間ぐらいで改善することが多いです。ただ元々首が悪い方などは症状が長引くこともあるので、整形外科の受診をお勧めします。