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朝起きた時の腰痛について

2019.11.08

徐々に冬に向けて朝夕の寒さを感じる季節になってきました。
朝方の冷え込みが強くなると、朝起きる時の腰痛を訴える方が増えてきます。朝起きる時には腰が痛くても、動いているうちに徐々に痛みがなくなり、特に日常動作に困ることはことは無いという方が時々診察に来られます。これは年齢なども関係するのですが、寝る時の姿勢や寝返りなどが影響してきます。

寝ている時は自分で体を動かす事はできませんが、寝返りをする事で過度に筋肉がこわばらないように調整をします。ところがこの調整機能が働かないと、同じ姿勢で寝てしまい、その結果として筋肉が固まってしまいます。
筋肉は動くことで、血流を良くするポンプのような働きをするのですが、固まってしまうとポンプとしての作用が低下してしまい、さらに筋肉が固まってしまいます。そのため、動き始めには痛みが出るものの、動くことで筋肉がほぐれ、血流が改善するため動いた方が楽になっていくと考えられています。

癖もあるかもしれませんが、朝起きてすぐに動こうとしたり、起きる時に勢いをつけて起きたりする方に痛みが強い傾向があります。つまり頭は起きているのですが、体はまだ起きていない状態なのに急に動いたりするため体が驚いてしまうのです。
このような方は、日頃から腰回りのストレッチを行う事や、朝起きた時にゆっくり起きるようにしたり、腰回りを軽くねじったりすることで体に「今から起きますよ」とお知らせをしてから動くようにして下さい。ただ病気が原因でも同じような症状を出す事もあるので、痛みが強かったり治りが悪かったりする場合は整形外科を受診することをお勧めします。